製品一覧

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三宝は、神仏に祈りをささげる際に献上物や供物を載せる台として使用されるものです。
一般家庭では、神棚に供物を捧げる時やお正月のお鏡餅などを載せる台として使用されます。
日本国内の三宝の約80%~90%は、奈良県の吉野郡下市町で製造されています。

三宝は、天皇への献上物の器として使用されたものが始まりとされています。
三宝と奈良県吉野地域との関係は古く、南北朝時代、後醍醐天皇が吉野に都を遷された時代にまでさかのぼります。
明治の初期には、近隣からも下市町に技術者が集まり三宝などが大量に生産されるようになりました。
この地で生産される三宝は、吉野の桧が持つ粘りの強さから高い品質を誇り、現在でも多くの祈りの場所で使用されています。